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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬
「何だかこの蝋燭、家族みたいだな。お父さん、お母さんと子供。」
「ずいぶん子供沢山いますね。」
「いっぱいやってるんだよ。」
「あ、あの…」
ハルトは蝋燭を灯したケーキも写真を撮っていた。
「お誕生日おめでとうございます。」
「二度目だな。」
ハルトは笑いながら灯を消した。
「美味い、店に出せるな。」
「ケーキ屋さんにしましょうか、シチューと卵料理の店はどうします?」
笑いながら味わい食べていった。