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***堕散る(おちる)***
第24章 step24十八段目…春
ハルトがここのところ、仕事場でずっとテレビを見ている。
モニターの一つをずっとテレビにしているのだ。

3月の半ばからずっとそうだ。

理由を聞いても、

「ちょっとね。」

と言ってわからない。

春休みになった今日は、朝から仕事場にいるのだけど、ずっとついている。

「ハルト、テレビ何でつけてるんですか?」

モニター画面なので音声が出ないのに、ずっとついている。

「桜の開花」

「桜ですか?」

「うん、次の次の週末が満開かな…
ルリの公園に花見にいくよ。」

「は、はい。覚えてたんですね。」

「ああ。満開になったらいくよ。」

「じゃあお弁当作りますね。」

「他のものは俺が用意するから。」

「ハルトお休み取れるんですね。」

「ここのところ働き過ぎだったからね。必ず桜に合わせてとるよ。
もし桜の様子が合わなかったら、多少前後するけど大丈夫?」

「はい。」

こうして花見の予定は決まったのだ。

ハルトとゆっくり一緒にいられるのも久しぶりで、とても楽しみだ。


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