この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第2章 王子の嫉妬

「お、俺の親友に王族がいるから、それで」
「そうなんだ。凄い」
ロザリナはもう興奮しっ放しだ。
「ローズ、カトリーヌ皇太后のことを調べているのか?」
「ええ」
「彼女はエーデリンデ王国では、あまり良く言われていない。いわゆる〝妖婦〟だったと言われているのに?」
「確かに、そうよね。カトリーヌ皇太后は元々はソミエール男爵の妻で、国王トーマス二世の王妃に気に入られて宮廷に出入りしている中に、いつしかトーマス二世に見初められ寵姫になった」
「そうなんだ。凄い」
ロザリナはもう興奮しっ放しだ。
「ローズ、カトリーヌ皇太后のことを調べているのか?」
「ええ」
「彼女はエーデリンデ王国では、あまり良く言われていない。いわゆる〝妖婦〟だったと言われているのに?」
「確かに、そうよね。カトリーヌ皇太后は元々はソミエール男爵の妻で、国王トーマス二世の王妃に気に入られて宮廷に出入りしている中に、いつしかトーマス二世に見初められ寵姫になった」

