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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第3章 真夜中のプリンセス・ベル
 胸を高鳴らせて脚を踏み入れた瞬間、ロザリナは声を上げた。

「ここは」

 くるりと回れ右して、すぐ後ろに立っていたトーマスを見上げる。

「カトリーヌ皇太后の部屋ね?」

「そのとおり」


 彼はにこやかに笑み、室内に入ると先に立って歩いた。室内はさして広くはないが、三百五十年前、彼(か)の時代を生きていたひとがここで暮らしていた頃の在りし日の面影をそのまとどめているように見える。
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