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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第3章 真夜中のプリンセス・ベル
「俺は絶対に遊び半分で君と付き合ったわけじゃない。むしろ、その逆だ。真剣だからこそ、君に自分の正体を明かすのが怖かった。君はとても純粋で優しい子だ。俺がこれまで見てきたような俺の地位目当てに寄ってくる女たちとは明らかに違った。そんな君に皇太子だと馬鹿正直に告げて、君が歓ぶとは到底思えなかったんだ。むしろ、身分が違うと君が俺から離れていってしまうことは判っていた。だから―言えなかった」



 トーマスの苦渋に満ちた顔に、ロザリナは泣きながら言った。
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