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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第3章 真夜中のプリンセス・ベル
「―そう」

 ロザリナは眼を閉じた。新たな涙が湧いてくる。涙はひと粒、頬をころがり落ちた。

「皇太子殿下がアーサー王子みたいに有名人なら、話はもっと早かったでしょうね」

 ミッシェルの口調はどこまでも哀しげだった。

「それで、どうするつもり?」

 それは当然、向き合わなければならない質問だ。トーマスが皇太子だと知ったそのときから、ロザリナは既に決めていたことだ。
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