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キスをして
第6章 間宮の逆襲
小塚さんが昼食を作っている間に重い腰を引きずりながら汗ばんだ身体を流しに行く。

どうしてあの人はこんなにも気紛れになんだろうか。
昨日はしなかったのに急にヤる気になったり良く分からない。
優しそうなのは顔だけだわ。
一度許してからは毎週抱かれている気がする。私このままじゃ本当にセフレだ。あの人がしたい時にしてるみたいだし…。

「セフレの為に夜中に迎え来ないと思いますよ」

「気紛れな人みたいだし?」

「気紛れな人が毎日お弁当作ってくれるんですか」

「前からお裾分けとかして貰ってたし、余り物だからって言ってたよ?だから煮物だってみんなの分あるじゃない」

「羨ましい通り越してムカつきます」

「えぇ~」

「ヤるだけヤって小間使いにしてるなんて間宮さん最低です」

なぜ私が眞木君に怒られなきゃいけないの。
相談相手間違えたかな?でも日下さんはまともな回答が返ってくる訳ないし、橘さんはこんな話したら面倒くさがりそうだし、そうなると眞木君しか思い付かなかったんだもん。

「小塚さんが可哀想です」

可哀想‥あんな意地悪な人が可哀想?さすがに小塚さんのプレイ内容など言える訳ないから仕方ないかもしれないけどなんでそんなに怒ってるの君は。

土曜は昼食を作ってもらい夕飯は2人で外食し、小塚さんの押しに負けて再び抱かれて帰ったのは日曜の朝。
月曜日には出勤を待ち伏せたかのようにお弁当箱を持った小塚さんに捕まり、夜に返せば朝には再びお弁当箱を持って現れ、それならばと朝返せば別のお弁当箱を渡される。

小塚さんに遊ばれながら攻防を続けて大敗を喫している。
遊ばれてる時点で勝ち目などないけど。

お弁当はありがたいよ?
しかも食べやすいようにおにぎりは一つずつラップで包んであるしおかずも一口サイズで楊枝が付いている。
作業しながらでも食べやすいようにしてくれるあたりは気が利いてて凄く助かる。

でもね。如何せん、みんなの視線が痛い。
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