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キスをして
第7章 小塚の憂い
「何やってんだよっ」
「嘘かと思ってたわ」
誰!?
「こんにちは」
あぁ笑った顔は完全に小塚さんだ…。
もしかしてお姉さんなのかな?
茶髪のきれいな女の人の後ろで頭を抱えた小塚さんはうなだれている。
「‥こんにちは」
「ホントに最中だったのね」
さっ最中って‥
「さっさと帰れよ」
「せっかく来たのに嫌よ。こんな昼時まで盛ってるなんて思わなかったのよ」
「間宮さんの前で変なこと言わないでくれ」
「さん?アンタ女の子にさんとか付けられる子になったの!?」
繰り広げられる姉弟喧嘩に帰るタイミングを完全に逃し居たたまれなくなっている。
「大体何しに来たんだよ!日曜は仕事だろっ」
「今日は品評会があったから休日取ったのよ!顔出してやろうと思ったら店閉まってるし体調でも崩したのかと思ったから玄関まで回ったのに昼間っからセフレ連れ込んで何やってんのよ!」
「間宮さんはセフレじゃない!!勝手に決めつけるな!」
「……セフレじゃないの?」
「セフレじゃなかったんだ」
「「え?」」
そっか‥私セフレじゃなかったんだ。良かった。
「アンタこの子を遊びだとか言うんじゃないわよね」
「っ遊んでないから!」
「嘘かと思ってたわ」
誰!?
「こんにちは」
あぁ笑った顔は完全に小塚さんだ…。
もしかしてお姉さんなのかな?
茶髪のきれいな女の人の後ろで頭を抱えた小塚さんはうなだれている。
「‥こんにちは」
「ホントに最中だったのね」
さっ最中って‥
「さっさと帰れよ」
「せっかく来たのに嫌よ。こんな昼時まで盛ってるなんて思わなかったのよ」
「間宮さんの前で変なこと言わないでくれ」
「さん?アンタ女の子にさんとか付けられる子になったの!?」
繰り広げられる姉弟喧嘩に帰るタイミングを完全に逃し居たたまれなくなっている。
「大体何しに来たんだよ!日曜は仕事だろっ」
「今日は品評会があったから休日取ったのよ!顔出してやろうと思ったら店閉まってるし体調でも崩したのかと思ったから玄関まで回ったのに昼間っからセフレ連れ込んで何やってんのよ!」
「間宮さんはセフレじゃない!!勝手に決めつけるな!」
「……セフレじゃないの?」
「セフレじゃなかったんだ」
「「え?」」
そっか‥私セフレじゃなかったんだ。良かった。
「アンタこの子を遊びだとか言うんじゃないわよね」
「っ遊んでないから!」