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キスをして
第7章 小塚の憂い
「ふぅ~~」

玄関で小塚さんと一緒にお姉さんを見送りやっと恋人のフリが終わったことに脱力する。

「姉さんちょっと雑な人でしょ」

「どうしてお姉さんにだけそんなに冷たいんですか?」

視線だけを私に向け冷たく目を細めている。

「勘違いしないでくれるかな。俺が優しいのは間宮さんにだけだよ」

腰に手を回されて壁に背中を押し付けられる。脚の間に片足を置かれ逃げられない。

「ちょ、待って…?」

「待てない。言ったよね、すぐに抱きたいって」

背中に差し入れられた手は手早くブラの留めを外しスカートをたくし上げて下着のラインを指で伝い股の間に手を差し入れクロッチをなぞる。

「濡れてる‥したかった?」

「途中で‥やめたからぁっ」

耳元で話さないでよ。吐息混じりの低い声が響いてくすぶったままの熱が疼き出す。
クロッチをずらし溢れ出す蜜を指に絡めるように割れ目をなぞり逃げそうになる腰を引き寄せて指を蜜壺に埋めていく。

「指1本じゃ足らないね」

「ンッ‥言‥わないで、あぁ!はぁダっメ!深っ」

絶頂を急かすように奥を抉るように揺さぶる。

「でもここ押さえられるの好きだよね?」

「ち‥が」

「違う?じゃあここ?」

位置をずらし刺激を緩慢にされる。強すぎる刺激の後では足りない。
刺激を求めて腰が揺れてしまうのを小塚さんの胸にしがみついて耐える。

「足りないでしょ?素直に言うと今よりもっと気持ち良くなれるよ」

「あぁっ!はぁ‥っ」

再び激しくなる刺激に身体が跳ねる。
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