この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キスをして
第7章 小塚の憂い
「そんな疑いの眼差しで見ない。俺真面目だよ」

「ふふっ…っつ」

引き寄せられた体は仰向けに背を倒した小塚さんの上に被さるように乗せられる。

「笑わない。送迎させてね?俺は暇な人だから時間の融通は幾らでもきくから」

「じゃあ‥お願いします」

「家バレてるし暫く此処に避難しておけば?」

「嫌」

「そこは悩まないんだね」

ものすごく不服そうな顔しちゃって。
小塚さんとずっと居るとか無理だよ。いつもちゃんとしてなきゃいけないじゃん。

「橘さんにも言っておこうか」

「言わなくていいですよ」

「駄目!間宮さん絶対自分で助け呼ばないでしょ。だいたい会社で接触されてるのに何言ってんの」

こういう時は絶対引かないのよね。

「分かりましたよ。もう好きにして下さい」

「良かった。じゃあとりあえず間宮さんの家に泊まり用の荷物を取りに行こうか」

「‥‥だからなんで?」

「そういう所が隙だらけだって言うんだよ!つい2~3時間前には居たんだよ?まだ居たらどうしようとか考えないのか!?」

言われてみればそうかも…。
そんな事考えたこともないし考え付かないよ。

「こんな事言うとアレだけど仕事以外は頭回らないのかな?」

「…昔橘さんにも言われ‥何ですかその目」

「別に」
/340ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ