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キスをして
第7章 小塚の憂い
「そんな疑いの眼差しで見ない。俺真面目だよ」
「ふふっ…っつ」
引き寄せられた体は仰向けに背を倒した小塚さんの上に被さるように乗せられる。
「笑わない。送迎させてね?俺は暇な人だから時間の融通は幾らでもきくから」
「じゃあ‥お願いします」
「家バレてるし暫く此処に避難しておけば?」
「嫌」
「そこは悩まないんだね」
ものすごく不服そうな顔しちゃって。
小塚さんとずっと居るとか無理だよ。いつもちゃんとしてなきゃいけないじゃん。
「橘さんにも言っておこうか」
「言わなくていいですよ」
「駄目!間宮さん絶対自分で助け呼ばないでしょ。だいたい会社で接触されてるのに何言ってんの」
こういう時は絶対引かないのよね。
「分かりましたよ。もう好きにして下さい」
「良かった。じゃあとりあえず間宮さんの家に泊まり用の荷物を取りに行こうか」
「‥‥だからなんで?」
「そういう所が隙だらけだって言うんだよ!つい2~3時間前には居たんだよ?まだ居たらどうしようとか考えないのか!?」
言われてみればそうかも…。
そんな事考えたこともないし考え付かないよ。
「こんな事言うとアレだけど仕事以外は頭回らないのかな?」
「…昔橘さんにも言われ‥何ですかその目」
「別に」
「ふふっ…っつ」
引き寄せられた体は仰向けに背を倒した小塚さんの上に被さるように乗せられる。
「笑わない。送迎させてね?俺は暇な人だから時間の融通は幾らでもきくから」
「じゃあ‥お願いします」
「家バレてるし暫く此処に避難しておけば?」
「嫌」
「そこは悩まないんだね」
ものすごく不服そうな顔しちゃって。
小塚さんとずっと居るとか無理だよ。いつもちゃんとしてなきゃいけないじゃん。
「橘さんにも言っておこうか」
「言わなくていいですよ」
「駄目!間宮さん絶対自分で助け呼ばないでしょ。だいたい会社で接触されてるのに何言ってんの」
こういう時は絶対引かないのよね。
「分かりましたよ。もう好きにして下さい」
「良かった。じゃあとりあえず間宮さんの家に泊まり用の荷物を取りに行こうか」
「‥‥だからなんで?」
「そういう所が隙だらけだって言うんだよ!つい2~3時間前には居たんだよ?まだ居たらどうしようとか考えないのか!?」
言われてみればそうかも…。
そんな事考えたこともないし考え付かないよ。
「こんな事言うとアレだけど仕事以外は頭回らないのかな?」
「…昔橘さんにも言われ‥何ですかその目」
「別に」