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キスをして
第7章 小塚の憂い
「何で待ってたんですか」
「変わった人だなぁって」
「変わったって…話したことないのに?」
「よし、取り敢えずケーキを仕上げよう。クリーム塗るの手伝う?」
「話そらさないで下さいよ!」
小塚さんは食べ終わったお皿を逃げるようにキッチンに持って行く。
「そらす気はないけど先にケーキを仕上げようよ。話はその後」
「だいたい何でこんな時間にケーキなんか」
「誕生日教えてくれないからだよ。言ってくれたらもっと手が込んだ大きいの作ったのに」
この人女子だ!
そんなに誕生日したいかな!?誕生日より12時にもなるのに今からケーキを食べるなんて自殺行為だと思うんだけど!太るじゃない!!
「俺スポンジ焼くの上手いんだよね」
「自分で言うんですか」
「いつも皆に褒められたからね」
「今までの彼女とか?」
「やきもち?」
この人時々日下さんに似てる事あるよね。日下さん並みのウザさは無いけど言って欲しいそうな輝く目が重なる。
こんな発言されても日下さんの時と違ってイラッとしないのは顔のせいかな。
「そんな冷めた目で見なくても良いじゃないか」
「そんな顔してました?」
「変わった人だなぁって」
「変わったって…話したことないのに?」
「よし、取り敢えずケーキを仕上げよう。クリーム塗るの手伝う?」
「話そらさないで下さいよ!」
小塚さんは食べ終わったお皿を逃げるようにキッチンに持って行く。
「そらす気はないけど先にケーキを仕上げようよ。話はその後」
「だいたい何でこんな時間にケーキなんか」
「誕生日教えてくれないからだよ。言ってくれたらもっと手が込んだ大きいの作ったのに」
この人女子だ!
そんなに誕生日したいかな!?誕生日より12時にもなるのに今からケーキを食べるなんて自殺行為だと思うんだけど!太るじゃない!!
「俺スポンジ焼くの上手いんだよね」
「自分で言うんですか」
「いつも皆に褒められたからね」
「今までの彼女とか?」
「やきもち?」
この人時々日下さんに似てる事あるよね。日下さん並みのウザさは無いけど言って欲しいそうな輝く目が重なる。
こんな発言されても日下さんの時と違ってイラッとしないのは顔のせいかな。
「そんな冷めた目で見なくても良いじゃないか」
「そんな顔してました?」