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キスをして
第8章 二人の関係
今まで見たこともないような笑顔で笑う小塚さんは本当に照れ臭そうでそんな顔を見ている私まで照れ臭くなってくる。

「ところで間宮さん。ごめん‥もう4時だ…」

「――――!!!」

ゆっくりする暇はないらしい…。

「少しは距離も縮まったことだし一緒に寝る?」

「嫌です」

「…本当にパニクってる?」

――――

今日も山積みの発注書を横目に作業を続ける。
昨日の一件で幾分すっきりはしたけど新しい悩みになってしまった。

「好き」の返答をしなければならない。
嬉しいからの直結なんて出来ないでしょ。

「間宮さんっデザインチェックお願いします。データ回して良いですか?」

「キリついてるからそっちで見るよ」

眞木君の作ったデザインパターンを確認するためにデスクの椅子を借りて修正個所を伝えていく。

「あの、なんか今日浮かれてませんか?」

「してないわよ」

「ふ~ん。小塚さんがらみですか?」

「してないって。そんな顔しても何もないからね」

なんで私が眞木君にまでいじられなきゃいけないのよ。
でも小塚さんと仲が良さそうな印象はある。小塚さんが迎えにくればわざわざ下まで降りてきて話してるし。

「間宮さん。積み込み俺するんでちゃんと言って下さいね」

「積み込み位行くよ」

「駄目ですよ。本当に危機感無いんですね小塚さん大変ですね」

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