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キスをして
第8章 二人の関係
アパートまで間宮さんを送って自室へ戻った。
なぜあんなことをしたのか。

「大人気ないな‥」

間宮さんの声で怒りは収まったが彼を心配し庇う様子に嫌悪したのも事実。
明日間宮さんは俺の車に乗ってくれるだろうか。

余裕が欲しい。
成り行きで好きだとは伝えたが拒否はされなかった。
帰られるかとも思ったが泊まってくれた事に浮かれていた自分が情けない。
間宮さんが抵抗しているようには見えなかった。
自分の事を好きだと思ったのは勘違いだったのだろうか。

「好きなのは俺だけか」

――――

流石に小塚さんの所に泊まる気はなれなくて家に帰りたいと言ったら何も言わずに送ってくれた。

あんな事言わなければ良かった。
ありがとうは自分の気持ちに気付かせてくれてありがとうの意味だった。
今思えば小塚さんの前で言う事じゃなかったと分かる。

「だからってそんな都合良く好きなんて言えないよ」

皆こんな思いしてるのかな‥。
小塚さんは言い過ぎたって言ってくれたのに私何にも言えなかった。
明日ちゃんと謝らなくちゃ。

「私って子供過ぎ」

明日迎えに来てくれるのかな。
来てくれなかったらどうしよう‥怒ってたもんね。

はぁ‥好きなるのってこんなに辛くなるの?
体に悪そう…。
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