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キスをして
第9章 小塚の本懐
「間宮大丈夫…「に見えますか!?」

「…見えないな」

「眞木君他には何かないの?」

「似たようなのばっかりです。小塚さんSNSしてないんですか?」

「してないみたいだけど隠してるならどうかな」

誠司情報に自信がなくなってきた。聞いたら何でも教えるって言ってたクセに。
どうせ怒ったって「聞かれなかったから」ってニコニコしながら言うんだろうけど‥。

馬鹿騒ぎをしている間に飲み会は終了し会社に戻る人に家に帰る人、潰れて送って貰う人。皆を見届けて残ったのは橘さんと眞木君に黒沢さん。そして何故か佐伯さん。

「日下さん一人でタクシー乗せて大丈夫だったんですか?」

確かに端から見れば泥酔状態ではあったがあの人は毎回帰れるから安心している。

「眞木‥この中で一番酔ってるのは多分間宮」

橘さんに言われて私の顔を覗き込んでくる眞木君に大丈夫だと伝えようと笑顔を向けるがどうやらいつもと違うらしい。
自分でも頬の筋肉が鈍く感じるから普通に笑ってるつもりがへらへらしてるんだろうな。

「間宮さん大丈夫ですか~?」

「歩けば醒めるから平気」

「橘さん。間宮は俺が連れて帰るんで佐伯お願いします」

「私一人で大丈夫ですよ。タクシー通るの待ちます」

「私まだ帰んないよ?」

「帰るんだよ!間宮飲みすぎ」

帰ったって一人だもん。スマホ確認しても連絡入ってないし。

皆で各々帰りの算段を立てているとコートに入れっぱなしのスマホが震えだした。
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