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キスをして
第3章 間宮の憂鬱
「間宮遅い」

「おはようございます!黒沢さん。荷物運ぶの手伝ってくれても良いと思いますけど」

「デザイン部には俺嫌われてるから行きたくないんだよ」

黒沢さんは私の荷物を持ってサッサと駐車場まで歩いていく。歩くのが早いから私は小走りで追いかける事になってしまう。

「嫌われてませんよ。ガミガミ口うるさいなって……」

そこまで言って前方から不穏なオーラが漂ってきているのに気付いたがもうすでに遅かった。

「ガミガミ言われるような仕事してんのが悪いんだろうが」

……………

あなたが何でもかんでも仕事取ってくるからです!!
とは営業に言えるはずもなく、すごすごとついて行くしかなかった。

「シートベルトしろよ」

いつまでもこの人は私を子供扱いするんだよね~

「取り敢えず11時までって先方には伝えてあるから。間宮はデザインする事に専念しろよ。細かい事は俺が聞くから」

「はい」

「悪かったな。直接店に来て欲しいなんて無茶言い過ぎだったか?」

「大丈夫です。鹿島さんはいつも色々細かい注文が多いところだから直接の方が早い……それにどうせまた会長と飲んで安請け合いしちゃったんじゃないですか」
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