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キスをして
第9章 小塚の本懐
「~っ、小塚さん!そこ退いて下さい」

「今更そんな呼び方するなんて酷くないかな」

「小塚さん」

「いざって時に無かったら困ると思ったんだけど」

なにやらぶつぶつ言いながらソファから降りたソファクッションをめくるとやはりあった。クッションと背もたれの隙間にバッチリ隠してある。

「いつ気付いたの?」

「前に下の作業場でシた時。あそこにも幾つか隠してるでしょ」

「じ…準備してあって良かったよね……ごめん、そんな冷めた目で見ないで」

逃げようとする誠司の服を力一杯掴む。

「念の為だよ。念の為に置いておくのは別に悪いことじゃないだろ?」

「ふ~ん念の為ね。でもどこにでも置くのはやめて…玄関も駄目だからね」

「駄目なの!?」

「あんな磨り硝子になってるような見える場所でしません!」

「見えなければいい?」

「見えなくても玄関なんかでしません!!」

傷ついた顔しても駄目だから!
何でこんな変態っぽいのかな。そういえばお姉さんが遊んでそうなニュアンスしてたもんなぁ。

「―お風呂場はいい?」

「お風呂‥場は~…まぁいいかな」

嬉しそうにしちゃって‥。
私馬鹿かも。
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