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キスをして
第10章 珍事と感傷
「捕まってる」
捕まってるって貴方なら適当に躱せるでしょうが。
「りっちゃん!小塚さん暫く貸してよ」
「駄目ですよ!手伝って貰おうとしてますよね!?」
「猫の手も借りたいくらい忙しいんだよ~。りっちゃんだってバイト一人欲しいって言ってたじゃん」
「日下さんにそんな権限ないでしょ!」
「橘さんが居ないときは部長代理です」
「誠司だって嫌でしょう!?」
「……律が手伝って言うなら正月中は構わないよ。佐伯さんと同じシフトでいいならね」
「ほら!ほら~!」
…誠司ふざけてるよね。
「はぁ~じゃあ橘さんと黒沢さんにOK取れたらいいですよ」
「ええっ黒沢さんも~!黒沢さんにはりっちゃんから~…」
「嫌です。絶対お小言言われますもん」
―――――
「「駄目に決まってるだろ」」
「でもさ~見てよこの仕上がり!美しいだろ?」
「日下諦めろ。小塚さんに迷惑掛けるな」
流石に橘さんにきつめに言われれば日下さんでも無理だ。
多分誠司もどうせ橘さんが止めるからと合わせていただけだと思う。
全く"私以外には"に"日下さんには特に"を追加しなくちゃ。
捕まってるって貴方なら適当に躱せるでしょうが。
「りっちゃん!小塚さん暫く貸してよ」
「駄目ですよ!手伝って貰おうとしてますよね!?」
「猫の手も借りたいくらい忙しいんだよ~。りっちゃんだってバイト一人欲しいって言ってたじゃん」
「日下さんにそんな権限ないでしょ!」
「橘さんが居ないときは部長代理です」
「誠司だって嫌でしょう!?」
「……律が手伝って言うなら正月中は構わないよ。佐伯さんと同じシフトでいいならね」
「ほら!ほら~!」
…誠司ふざけてるよね。
「はぁ~じゃあ橘さんと黒沢さんにOK取れたらいいですよ」
「ええっ黒沢さんも~!黒沢さんにはりっちゃんから~…」
「嫌です。絶対お小言言われますもん」
―――――
「「駄目に決まってるだろ」」
「でもさ~見てよこの仕上がり!美しいだろ?」
「日下諦めろ。小塚さんに迷惑掛けるな」
流石に橘さんにきつめに言われれば日下さんでも無理だ。
多分誠司もどうせ橘さんが止めるからと合わせていただけだと思う。
全く"私以外には"に"日下さんには特に"を追加しなくちゃ。