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キスをして
第3章 間宮の憂鬱
基より仕事中は話す余裕なんてないが今はもう…お通夜状態だ。

もう10時をまわっている。
私もどう計算しても終電で帰ってしまうと次の発注書配布までにずれ込んでしまう。
「橘さんっ私帰ります」

「あ?終わったの?」

「りっちゃん余裕あるのか!?」

「終わってません!ありません!自分の分は自分でやって下さいっ日下さん」

「じゃあなんで帰んの?」

「流石にスーツは辛いし、私ファンデがデロデロになるの嫌なんです」

………

「りっちゃんが遂に徹夜だあぁ!!」

日下さん!発注書投げないっ!

「すぐ戻ってね」

「はいっ」

私は急いで会社を飛び出す。

徹夜なんていつ振りだろう。

いつもは歩く駅からの道のりを駆け足で帰る。

アパートに着くと急いで着替えて化粧品をまとめて外に出る、小塚さん?

「こんばんは」

「えっ‥と、こんばんは」

「珍しいですね。こんな時間に」

「そうですね‥でも今から仕事戻るんです」

「そうですか。お疲れさまです」

小塚さんと軽い挨拶だけをすまして私は駅を急いだ。

びっくりした。
本当、小塚さんとはよく出会う。
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