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キスをして
第11章 小塚誠司
「お姉さんはお幾つ?」

「‥40」

40‥
計算してしまって急いで顔を背けるしか出来ない。

「律顔を隠したって肩震えてるけど」

「‥16歳で叔父さん?」

「口に出さないっ高校の時それで散々弄られたんだよ」

それは言いたくないよね。
二十歳で結婚‥私二十歳の時なんてそんな事考えたことも…。

「二十歳の女の子と遊んでるの?」

「気付かなくていい。言いたいことは分かるからっ」

二十歳の子と何して遊ぶのよ。
いやいや、二十歳の時に親戚のおじさんと遊ぶとか選択肢にも挙がらなかったけど。って言うか私と8歳しか違わない子と遊んでるの?

「もう良いだろっ買い物行くんでしょ」

手を繋ぎ直して引っ張っていく。

「駄目な訳じゃないけど私の中には叔父と遊ぶって選択肢がなくて」

「俺もそうだけど昔から懐かれてるんだよ。限度は弁えるようにとは言っているんだけど姉さんに似てなかなかね」

「苦労してるのね」

「この話し出すと俺愚痴り出すよ。姉さんコレが原因で俺に結婚とか言い出してるんだとは思うけど律も正直嫌だろう?」

嫌だ。
姪に嫉妬なんて馬鹿みたいかも知れない。
でも、気になるのは確か。
誠司は見た目的に女子にモテるし二十歳の女の子なら自慢対象なのかも。

折角私のモヤモヤ消えたのにまたモヤモヤしてしまう。
私こんなに貪欲だったっけ。
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