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キスをして
第3章 間宮の憂鬱
朝日が滲みる…
徹夜明けの朝日はただの凶器だわ。
夜中にコンビニで買った栄養補助食品を食べながらパソコンに向かい続ける。
昼には一度仮眠を取ったが流石に今日は帰りたいと思うのに発注書の束は私を帰らしてくれそうにない。
結局、時間は待ってくれるわけもなく帰路についたのは3泊したあとだった。
流石に18時には仕事を上がったが明日の8時には出勤しなくてはならない。
寝るだけになりそうだ。
久し振りの徹夜続きは辛い。慣れたこともないけど…
アパートに戻るとそのままベッドに倒れ込んだ。
――――
軽快な音楽で目を覚ました。
「はい」
「間宮さんすみません、日下さんに頼まれたラミネート終わって積み込みしてたんですけど字が間違ってます」
「…日下さんに連絡繋がらなかった?」
「何回も掛けてるんですけど」
「橘さんは?」
「黒沢さんと施工に行ってます」
「分かった今行く」
電話なんてでなきゃよかった。
時計を見れば終電まで後10分間に合わない。
タクシー捕まえなきゃ。
徹夜明けの朝日はただの凶器だわ。
夜中にコンビニで買った栄養補助食品を食べながらパソコンに向かい続ける。
昼には一度仮眠を取ったが流石に今日は帰りたいと思うのに発注書の束は私を帰らしてくれそうにない。
結局、時間は待ってくれるわけもなく帰路についたのは3泊したあとだった。
流石に18時には仕事を上がったが明日の8時には出勤しなくてはならない。
寝るだけになりそうだ。
久し振りの徹夜続きは辛い。慣れたこともないけど…
アパートに戻るとそのままベッドに倒れ込んだ。
――――
軽快な音楽で目を覚ました。
「はい」
「間宮さんすみません、日下さんに頼まれたラミネート終わって積み込みしてたんですけど字が間違ってます」
「…日下さんに連絡繋がらなかった?」
「何回も掛けてるんですけど」
「橘さんは?」
「黒沢さんと施工に行ってます」
「分かった今行く」
電話なんてでなきゃよかった。
時計を見れば終電まで後10分間に合わない。
タクシー捕まえなきゃ。