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キスをして
第11章 小塚誠司
「なんで··私が··皆してそんな顔で見ないで下さいよ」

「俺らが店出入り禁止にされたらどうすんだよ」

橘さんそれはもう脅しですか。

「·········どうしてもの時ですよ?」

「「ありがとうございまーす」」

「どうしてもの時ですよ!?」

「「ありがとうございまーす」」

········最低

会議は私の持ち分が増えるという結果で幕を閉じた。
土曜日の休みは返上になるが日曜日は死守できそうだ。

「間宮さん。大変ですね」

「佐伯さん」

「聞こえてましたよ」

「佐伯さん違うんだよ。こうでもしないと全員参加なんて不可能だからさ」

「日下さんの力不足なだけじゃないですか?」

流石佐伯さん。
キツイ。

「間宮さん雑用くらいなら出来ますから言ってくださいね」

「ありがとう」

なんて良い子なの。

「間宮さんだって準備ありますもんね」

「なんの?準備?」

「だって小塚さんも呼ぶんですよね」

呼びませんよ?
誠司呼んだら面倒な事ぐらい分かってますからね。

「普段デートしてる暇なんてないですよね?会社の飲み会でも二人で出掛けられるチャンスじゃないですか」

いや、昨日二人で買い物行ったし。

「えっ!!·····誘わないんだったんですか!?」

「真木君?」

「会社の飲み会あるってさっきLINE入れちゃいました」

「仕事が早いぞ!真木」

誉めないで下さい。日下さん。

「良いじゃん。一回あの人と飲んでみたかったんだよな」

私の居ないとこでやって下さいよ。
居ないとこも危険な気がするけど。

っていうかなんで誠司に筒抜けにしてるの!?
駄目だわ!
ホントこの会社おかしい!
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