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キスをして
第13章 律香の本懐
玄関のドアを閉めると同時に壁に押し付けられ額に唇があてられる。
私を押し込め頬に瞼に鼻に顎に隈無く唇の熱で包んでいく。
耳朶を噛んで熱い息を掛ける。
首に腕を回しやめて欲しくないと引き寄せた。
「あ··ん、──っ、」
クチュクチュと耳に響く水音が心地良い。
首を伝い鎖骨に降りていく舌先に意識を奪われて必死に追う。
触れて欲しい。
触れたい。
でも····長く長く待って触れられた記憶に嫉妬していた私にはこれじゃ足りない。
ドレスの裾をたくし上げ指が脚をなぞるようにゆっくりと這い上がる。
背中のファスナーをずらし胸元に顔を埋める。
「ごめん··我慢できない」
性急に動く指は焦らすことなく下着の中へ潜り込む。
「─指だけでいいから挿れさせて」
「ぅ···ん、はぁ、」
耳元で囁く声は余裕がなくて甘く私を抉る。
触れられていない筈の秘部はトロトロに濡れて誠司の指を抵抗することなく受け入れる。
「は、···あ、あ··や、激し··ぃ」
指を揺らされる度に溢れ出てくる蜜が誠司の指を伝い床に滴っていく。
「かわいい··律、もっと俺にしがみついて」
誠司の肩に頭を乗せて身体を預ける。
「!ぁ、だめっ···やっ、」
下から聞こえたバックルを外す音に首を振る。
「顔、見れ··ないのや···だァ」
「ごめ、じゃあ先にイって」
容赦なく長い指が最奥を揺らし恥芽を押し潰す。
「ああぁっ!··待、ぃああ··んんん─!!」
力が抜けて誠司に凭れ掛かる。
抱き抱えたままリビングを突っ切って寝室のベッドへ投げ出された。
私を押し込め頬に瞼に鼻に顎に隈無く唇の熱で包んでいく。
耳朶を噛んで熱い息を掛ける。
首に腕を回しやめて欲しくないと引き寄せた。
「あ··ん、──っ、」
クチュクチュと耳に響く水音が心地良い。
首を伝い鎖骨に降りていく舌先に意識を奪われて必死に追う。
触れて欲しい。
触れたい。
でも····長く長く待って触れられた記憶に嫉妬していた私にはこれじゃ足りない。
ドレスの裾をたくし上げ指が脚をなぞるようにゆっくりと這い上がる。
背中のファスナーをずらし胸元に顔を埋める。
「ごめん··我慢できない」
性急に動く指は焦らすことなく下着の中へ潜り込む。
「─指だけでいいから挿れさせて」
「ぅ···ん、はぁ、」
耳元で囁く声は余裕がなくて甘く私を抉る。
触れられていない筈の秘部はトロトロに濡れて誠司の指を抵抗することなく受け入れる。
「は、···あ、あ··や、激し··ぃ」
指を揺らされる度に溢れ出てくる蜜が誠司の指を伝い床に滴っていく。
「かわいい··律、もっと俺にしがみついて」
誠司の肩に頭を乗せて身体を預ける。
「!ぁ、だめっ···やっ、」
下から聞こえたバックルを外す音に首を振る。
「顔、見れ··ないのや···だァ」
「ごめ、じゃあ先にイって」
容赦なく長い指が最奥を揺らし恥芽を押し潰す。
「ああぁっ!··待、ぃああ··んんん─!!」
力が抜けて誠司に凭れ掛かる。
抱き抱えたままリビングを突っ切って寝室のベッドへ投げ出された。