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キスをして
第3章 間宮の憂鬱
「キスしたこと怒ってますか?」

「怒ってな‥怒ってます」

「怒ってないんですね」

「怒ってます!!」

「怒ってるならプリンの容器律儀に洗って返しに来ないし、店の前でも置いとけばよかったんですよ。大体明日まで待って開店中に来れば僕に捕まったりしなかったんですよ?」

……言われてみればそうだ。お店が開いている時はいつも忙しそうで長々と会話をしたことはない。

いつも夜に会うからついつい夜じゃなきゃと思ってしまった。

「僕の事嫌いですか?」

私に向き直って真剣に見つめてくる。
その聞き方は卑怯だ。否!

「嫌いではない」

「一緒に飲むのはつまらない?」

「つまらなくはない」

「お話しするのは嫌いですか?」

「嫌いではない」

「僕の料理は好きですか?」

「はい」

「プリンは美味しかった?」

「はい」

「キスは美味しかった?」

「は‥ぃ?」

「やっぱり間宮さんは素直ですね、顔が赤くなった」

卑怯者!
うっかり反応したじゃない!

「可愛いからもう一度して良いですか?」

「駄目です」
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