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キスをして
第4章 間宮の受難
「そういうのじゃなくて‥」

真面目な顔して変な切り返しするから上手く言い返せなくなる。
私の答えを待っているのか小塚さんは私を鋭く見つめたまま何も言わない。

「変な誤解されたくないって言うか‥」

「どうしてですか?」

そんな顔で迫ってこないでよ。
なんか私が浮気したみたいじゃない。
小塚さんもなんか怒ってるし。
助けてくれてちょっと嬉しかったのに…。
どうしよう‥悲しくなってきた‥

「間宮さん、そんな顔しないで下さい‥すみません。苛めすぎましたね」

ふわりと私の頭を胸板に引き寄せて申し訳なさそうに謝る声がいつもよりも優しい声で安心する。

「流されるの上手くなってと言いましたけど他の人には流されないで下さい」

「私流されやすそうですか?」

「思ってないですけど‥心配なんです」

心配だったんだ。余裕なかっただけなの?

「流されるのは僕だけにして下さい」

「流されたくなるのは小塚さんだけです」

あれ?私なんか変なこと言ってる?

「間宮さんは意地悪です」

ぎゅっと締め付ける腕が熱くて私まで身体が熱くなっていく。

「間宮さんだいぶ酔ってます?」

「かもしれないです」

「水入れてきます」

小塚さんが1人で部屋を出て行ってしまい熱くなった身体に余韻だけが残る。
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