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キスをして
第4章 間宮の受難
お酒呑んで体力使うもんじゃないよね。
すぐに酔いが回ってくる。
ベッドの縁に凭れて深呼吸すると小塚さんの匂いがする。部屋もそうだけどベッドに凭れてしまったせいで香りが私を包んで擽る。
この香りは甘くて私を安心させる。
可笑しいな。小塚さんは私のペースを乱すし私の考えを惑わせるから苦手な筈なのに。
私って現金。
「落ち込んでるんですか?」
「呆れてるんです」
「何を「内緒」
いつの間にか戻ってきた小塚さんは無理して聞くことはせず水を渡してくれる。
冷たい水が私の熱を浚って行ってくれるお陰で変な気分も少し和らぐ。
「水飲んだら寝ましょうね」
「私どこで寝れば」
「ベッドで良いですよ?」
「小塚さんがベッド使って下さい!」
「使いますよ?」
何言ってるの?みたいな顔で私を見ているがあなたの方が何を言ってるの?
「別にベッドが「ある訳ないでしょう」
飲み終わったグラスを私から取り上げ、ひょいと私をベッドに転がした。
壁側に私を追いやり自分もベッドに潜り込んでくる。
すぐに酔いが回ってくる。
ベッドの縁に凭れて深呼吸すると小塚さんの匂いがする。部屋もそうだけどベッドに凭れてしまったせいで香りが私を包んで擽る。
この香りは甘くて私を安心させる。
可笑しいな。小塚さんは私のペースを乱すし私の考えを惑わせるから苦手な筈なのに。
私って現金。
「落ち込んでるんですか?」
「呆れてるんです」
「何を「内緒」
いつの間にか戻ってきた小塚さんは無理して聞くことはせず水を渡してくれる。
冷たい水が私の熱を浚って行ってくれるお陰で変な気分も少し和らぐ。
「水飲んだら寝ましょうね」
「私どこで寝れば」
「ベッドで良いですよ?」
「小塚さんがベッド使って下さい!」
「使いますよ?」
何言ってるの?みたいな顔で私を見ているがあなたの方が何を言ってるの?
「別にベッドが「ある訳ないでしょう」
飲み終わったグラスを私から取り上げ、ひょいと私をベッドに転がした。
壁側に私を追いやり自分もベッドに潜り込んでくる。