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キスをして
第5章 小塚の本領
「おはようございます。遅くなりました」
「おはようございます!間宮さん」
事務所に入ると眞木君が駆け寄って来て廊下に逆戻りだ。
「なになに!?問題発生?」
「仕事はなんの問題もないです」
「じゃあ何?」
「上手くいきましたか?」
身を屈めて小さな声で嬉しげに聞いてくる。
「だから付き合ってないって言ってるじゃない」
「えっ?だって朝首元にキスマーク付けて「は!?」
「だから今日はタートル着てるんじゃ…ないんですね」
眞木君の言葉を最後まで聞かずに急いでトイレに駆け込み首元を捲る。
「付いてる‥」
いつの間に!
だから眞木君ニヤついてたのね!
あの夜眠ってしまった私にしたのだろうけど質が悪い。私がこの服選ばなかったらどうする気だったのか。
いや、あの人は面白がって放っておく気だったのかも。
後で文句をと思ったけどこれでまた押し掛けたら思う壺な気がする。
奈落の底から一瞬で這い上がれたお陰で仕事がサクサク進みそうだわ!
午前中遅れた分を怒りと共に取り戻して夜8時を迎える頃には持ち分を全て終わらせることに成功した。
「おはようございます!間宮さん」
事務所に入ると眞木君が駆け寄って来て廊下に逆戻りだ。
「なになに!?問題発生?」
「仕事はなんの問題もないです」
「じゃあ何?」
「上手くいきましたか?」
身を屈めて小さな声で嬉しげに聞いてくる。
「だから付き合ってないって言ってるじゃない」
「えっ?だって朝首元にキスマーク付けて「は!?」
「だから今日はタートル着てるんじゃ…ないんですね」
眞木君の言葉を最後まで聞かずに急いでトイレに駆け込み首元を捲る。
「付いてる‥」
いつの間に!
だから眞木君ニヤついてたのね!
あの夜眠ってしまった私にしたのだろうけど質が悪い。私がこの服選ばなかったらどうする気だったのか。
いや、あの人は面白がって放っておく気だったのかも。
後で文句をと思ったけどこれでまた押し掛けたら思う壺な気がする。
奈落の底から一瞬で這い上がれたお陰で仕事がサクサク進みそうだわ!
午前中遅れた分を怒りと共に取り戻して夜8時を迎える頃には持ち分を全て終わらせることに成功した。