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キスをして
第5章 小塚の本領
「さっすが仕事が速いね」
「橘さん。何ですか?嫌ですよ帰り掛けに追加なんて」
「日下みたいに俺は意地悪じゃないの、何かあった?」
何かバレてる!?
昼間の件があるからつい過敏になってしまう。
「機嫌悪そうだったから何かあったのかなってまぁ、間宮は苛つくと仕事がはかどるタイプだから良いんだけどさぁ」
「何かミスありました?」
「そういうんじゃない。今からちょっと飯付き合える?向かいの店だけど」
「親子丼食べたいです」
「好きなもん食って良いよ。焼鳥屋だから基本鳥しかないけど」
店に着くとカウンターに座って瓶ビールを注文してくれる。
「呑んで良いんですか?」
「いいのいいの。あいつ等にバレなきゃ良いんだよ。俺ももうすぐ帰るし」
乾杯しながら親子丼をつまむ。
「幸せそうに食うよね。いっつもそうしといてくれると有り難いんだけどね」
「ん?はひがでふか?」
「ごめん。食べてるときに話しかけんなって話だな」
「はい、全くです」
「なんで俺の時は緊張感がないんだよ」
ガンっ!
相変わらず私には乱暴なんだから!!
「椅子蹴らないで下さい!」
「橘さん。何ですか?嫌ですよ帰り掛けに追加なんて」
「日下みたいに俺は意地悪じゃないの、何かあった?」
何かバレてる!?
昼間の件があるからつい過敏になってしまう。
「機嫌悪そうだったから何かあったのかなってまぁ、間宮は苛つくと仕事がはかどるタイプだから良いんだけどさぁ」
「何かミスありました?」
「そういうんじゃない。今からちょっと飯付き合える?向かいの店だけど」
「親子丼食べたいです」
「好きなもん食って良いよ。焼鳥屋だから基本鳥しかないけど」
店に着くとカウンターに座って瓶ビールを注文してくれる。
「呑んで良いんですか?」
「いいのいいの。あいつ等にバレなきゃ良いんだよ。俺ももうすぐ帰るし」
乾杯しながら親子丼をつまむ。
「幸せそうに食うよね。いっつもそうしといてくれると有り難いんだけどね」
「ん?はひがでふか?」
「ごめん。食べてるときに話しかけんなって話だな」
「はい、全くです」
「なんで俺の時は緊張感がないんだよ」
ガンっ!
相変わらず私には乱暴なんだから!!
「椅子蹴らないで下さい!」