この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キスをして
第5章 小塚の本領
「でだ!うちの連中はお節介が多いし間宮はデザイン部のアイドルポジションなんだよ」

「何?その気持ちワルいポジション」

ガンっガンっ
痛いって!親子丼冷めちゃうじゃない!

食べようとするタイミングで蹴るから一向に箸が進まない。

「間宮がいつもと違うとみんな心配すんだよっ。俺は慣れてるから苛ついてんの分かるけど皆はなんか悩んでんのかと思うんだよ。少しは分かり易くしろよ」

言うだけ言った橘さんは再びビールを飲み始める。

「言っときますけど眞木君のせいじゃないですよ」

「眞木は間宮を怒らせる様な根性はない。するとしたら黒沢さんだろ」

なんで黒沢さん?

「一時期付き合ってただろ」

「――っ、ごほっごほっ!」

「大丈夫俺しか知らないから」

何だ…皆知ってたのかと思っちゃった。
半年くらいしか付き合っていなかったのによく気付いたよね。
昔から面倒見の良い人だとは思っていたけど。

「よく人の事観察してますよね」

「無駄に歳食ってないの」

なんで彼女出来ないんだろと言ったらまた椅子を蹴られそうだから言わないでおこう。
/340ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ