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キスをして
第5章 小塚の本領
バイクのあの忌まわしき記憶がよみがえる…。

「バイクは嫌です!」

「バイクでするわけないじゃないですか」
「そうですよね!」

良かったあんな怖いのもう味わいたくないもの。

「そうですよ、間宮さんのスカート姿が見れなくなるなんて困りますから」

なんだって?

「だからちゃんと車でします」

なるほどね。車でか。
…………ん?

「車無いって言ってませんでした?」

「あっ憶えてましたか」

また騙されてた!?
目の前で素知らぬ顔して呑気にお茶飲んでいるこの人は私には曲者かもしれない。

「有りますよ。前はデートっぽいことがしたかったんです」

もうこの人なんなの…。

「そんな顔しないで下さいよ。間宮さんと外で一緒に呑みたかったんですもん」

いやいや、何照れちゃってるんですか…。って言うか「もん」って何?
大きな大人が言ったって可愛くないから!
可愛い子振るんじゃありませんよ。

「怒ってますね?」

「怒るの超えて呆れてます」

笑うところじゃないから。

「やっといつも通りになりましたね。顔が少し緊張したままだったから気になってたんです」

気を使っていたのか。
でもちょいちょい騙すのやめて欲しい。
すぐに信じる私が悪いのかもしれないけど。
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