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キスをして
第5章 小塚の本領
「もう今のところは何も隠してないですよ」
「いつも隠さなくて良いです」
「素直に言ったときは付き合って下さいね。もう眠れそうかな?」
別室に布団が用意してあるからとリビングの向かいにある部屋に通されると和室に一組だけ敷かれていた。
「万が一眠れないときは声掛けて下さいね」
いつものにこやかな顔でそれだけ言い残し部屋から出て行った。
用意された布団に潜り込んで目を閉じると入れてくれたハーブティーのせいかすぐに眠りにつけた。
――――
長い長い暗闇を抜けて光を求めると
部屋は薄明かりだ。
しかもなぜ私の横で寝てるのよ。
「ふふっ起きてますよ。ご飯が出来るから起こしに来ただけですよ」
「まだ暗いですよ?」
「朝からずっと雨が降ってるんです」
「!?今何時!?」
スマホの画面をみると9時のアラームが鳴ったところだった。
「ごめんなさい!小塚さん!お店開店しますよね!」
「あの~、知らないみたいだから言っときますけど開店時間とか無いんです」
ないってどういう事よ。
「自分が作業するときに開けているだけだから営業時間も定休日も無いんですよ?だから好きなときに休んで好きな時に開けてるだけなんです」
自由な人だなと思っていたけどここまで自由か。
「よくそれで続きますね」
「別口から仕事を貰っているのでそっちで生計立ててます」
「いつも隠さなくて良いです」
「素直に言ったときは付き合って下さいね。もう眠れそうかな?」
別室に布団が用意してあるからとリビングの向かいにある部屋に通されると和室に一組だけ敷かれていた。
「万が一眠れないときは声掛けて下さいね」
いつものにこやかな顔でそれだけ言い残し部屋から出て行った。
用意された布団に潜り込んで目を閉じると入れてくれたハーブティーのせいかすぐに眠りにつけた。
――――
長い長い暗闇を抜けて光を求めると
部屋は薄明かりだ。
しかもなぜ私の横で寝てるのよ。
「ふふっ起きてますよ。ご飯が出来るから起こしに来ただけですよ」
「まだ暗いですよ?」
「朝からずっと雨が降ってるんです」
「!?今何時!?」
スマホの画面をみると9時のアラームが鳴ったところだった。
「ごめんなさい!小塚さん!お店開店しますよね!」
「あの~、知らないみたいだから言っときますけど開店時間とか無いんです」
ないってどういう事よ。
「自分が作業するときに開けているだけだから営業時間も定休日も無いんですよ?だから好きなときに休んで好きな時に開けてるだけなんです」
自由な人だなと思っていたけどここまで自由か。
「よくそれで続きますね」
「別口から仕事を貰っているのでそっちで生計立ててます」