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キスをして
第5章 小塚の本領
「日下さんは今日デートなんですよね」

「眞木!りっちゃんの前で駄目じゃないか!嫉妬されちゃうだろ!」

だよねだよね?と何かを期待しながら寄ってくるけど悲しいかな、

「するわけ無いじゃないですか」

ものすごくショックそうな顔で去っていく日下さんはやはり面倒くさい。

「ありがとう」

「いいえ。間宮さんには小塚さんがいますもんね」

「関係ないわよ」

「でもキスマークとか付けられる様な関係ですよね」

「あれは勝手にっ」

「不憫な小塚さん」

「ぇ?」

「なんでもないっす」

何で小塚さんを引き合いに出したがるのよ!!
確かにヤるだけの事はちゃっかりやっちゃったけど絆されてしまっただけで。
そうよ。向こうが流すのが上手なだけで私は別に…

そんなんじゃない。

デスクに戻り手持ちの仕事を確認するが急ぐ物はない。
でも明日は金曜日。
先週のこともあるから早く帰れるようにと今日も残業することにした。

「あれ?ラミネートなら俺しますよ?」

「いいよ。もう上がりでしょ?ラミネートだけするから明日カットしてもらって良い?」

「今しますよ、どうせそう言いつつ終わらせるつもりなんでしょう」

向かいに座り私からラミネートを奪う。
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