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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第8章 カリスマ星の宿命という男



彼はずっと私を見ている‥手を翳したままで‥
これだけで何が分かるというのか?



「・・・・・
・・・そろそろ良いでしょう・・・」


どれくらいの時間こうしていたのか‥
彼は漸く私に向けていた手を下ろした。



「数は少ないですが、この中の女性から選んで下さい」


部屋の扉を開けた先には5名の女性、身なり雰囲気からして娼婦だろう。



「・・・
誰でも良いのか?」


「勿論・・・
ご所望でしたら複数でも構いません」


「いや‥1人で良い‥
そうだな‥その真ん中の女性が良い‥‥」


「分かりました‥
先ほど言った通り、相手に負担を与えないようなやり方で、お願いしますよ」


「勿論です旦那様・・」


「後は邪魔になるので退散します‥
では、ごゆるりと‥‥」


残りの女性を連れ、彼は部屋を出て行ってしまう‥
さて、どうしたものやら・・・



「・・失礼します旦那様、こうすれとご命令を受けていますので‥‥」


私が選び残った女性は、私の目の前でロングドレスを脱ぎ捨て‥
一糸纏わぬ姿で私に近付き、手早くズボンを寛ぎ始めた・・・



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