この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第11章 混乱と光輝く瞬間



アドルフの意見に同意と見せ掛け、私の方はルークに目配せ‥


階級無しに紛れ込んでいるルークも、私の意図に気付いたようで、こちらを見て頷いている。


今回はこれで良い‥
アドルフの信頼を得る為だけの、只の布石に過ぎないのだから・・・







「・・・
高みの見物ですかご主人様?」


「お膳立ては全て終えたんですから、後は事の成り行きを見守るだけです‥
ルークも終えたから此処に居るんでしょう?」


此処はミュンヘン中心部を見下ろせる建物の中‥
私自身、今回の事に直接関与する気は無いので、この場所で事の成り行きを見詰める事にした。



「細かい配置は全て‥
それと正午から1時間で、全員引かせる手配も済ませています」


「予定通りです‥
無駄にこちらから犠牲を出す必要もありません‥
始まれば勝手に動くんです、大切な人員を暴動の犠牲などというもので、失うのは勿体ない」


「・・・・・はい」


今日のルークは従者に徹するらしく、私が座るテーブルにあるワイングラスにワインを注ぎ足したりして、控えながら様子を見る算段。


どんな事でもこなす、それは私が言った事‥
ルークも朝から無階級の指揮から街中の手配、そして今は従者と、そつなくこなしている様子。



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ