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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第13章 偽装恋愛ー盟主の罠とルークの葛藤
だから‥自分の今の素直な気持ちを口に出す‥
彼女をどうしたいのかを‥‥
「・・・抱きたい‥
自分からこう思ったのは初めてなんだ‥
初めて自分の意思で女性を‥パウリーネを抱きたいと思った」
「ルークさん・・・」
「抱きたい‥
誰にも渡したくない‥
俺だけを見て欲しい‥
パウリーネのぬくもりを直で感じたい‥
ごめん、こういう時に上手い言葉が出て来なくて‥‥」
「うんん、ちゃんと伝わってるよルークさんの気持ち‥
繕った言葉より、ストレートに言われた方が良い事だってある‥今のルークさんのように‥‥」
「パウリーネ‥‥」
抱き締めていて顔が近かったせいか、自然と唇が触れ合う‥
柔らかい唇‥でも唇が少し冷たい‥‥
「ごめん気が付かなくて‥
寒かったら部屋に戻ろう?」
「この場所が良いです‥
だって‥今私って、童話の国のお姫様みたいだもの‥‥」
柔らかく笑う彼女に、またキスをした‥
時々風が吹いて花びらが舞う中、自分とパウリーネは少し夢中にキスを繰り返す・・
「パウリーネ・・」
「ルーク‥さん・・」
互いに舌を伸ばし、突っつき絡め合ったり‥
彼女の口内に舌を差し込み、中全てを綺麗に舐めてみたり‥‥
パウリーネには、出来る限り優しくしてやりたい、自分の思い・・