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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第14章 呪縛のパウリーネールークの嘆きー
ギリギリだが、パウリーネが正気に戻るのが間に合って良かった。
後はもう1つの問題‥
戻って直ぐのパウリーネに見せるのは忍びないが、今此処で決着を付けなければ、後々まで響いてしまう。
「何なんだ!?
何故ナチ党が此処に居る!?」
やはり一番始めに来たのは‥調教と拷問の賢人・・・
「全く‥
誰もかれも、見た目が変わった如きで惑わされるとは、賢人の名が泣きますね‥‥」
「ま‥まさか‥‥盟主!?
ですが、そのお姿は?」
まだ見た目に拘るか、この愚かな賢人は‥
「見た儘の話‥
ナチ党の軍服ですが、それが何か?
それよりも‥調教と拷問よ、私の命を違えた罪は重い・・」
「何の話でしょうか盟主?
俺は命に背く事はしておりません」
「私は言いましたよ、"ルークの好み"と‥
ですが随分と好みと違う方へ変えましたね‥調教と拷問、貴方の都合の良い方へ‥‥」
「まさか‥
多少過ぎましたが、調教自体に何の問題も無く‥
その女性が何か言いましたか?」
パウリーネは何も言えない‥
そう思っている、この賢人の浅はかさ‥何の為に私が此処に居るとすら理解しない愚か者。

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