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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第15章 愛のピンクサファイア
「その‥‥
部屋の中で何をやっているかまで‥‥‥」
「・・・ああ!」
ルークが私から目線を外した理由‥
もし、パウリーネと性行為をしたら、私が気付くのではないか‥これが言いたいのでしょう。
「気配読みは、自由に範囲と読むか読まないかを、変える事が出来ますから‥
無理にルーク達の営みの邪魔はしません‥余計な勘ぐりです・・」
「流石に丸分かりだけは勘弁して下さい‥
俺でも‥落ち込みますから」
「分かっていますよ、私も人のセックスまで首を突っ込みたくありません‥‥ああ、一度入れましたか‥‥‥」
今度は私の方が渋い顔‥
仕方無くだが、ルークの初体験の時に突っ込みを入れたのは確か‥‥
「今は大丈夫ですっ!」
「当たり前です‥
でなければ私が困りますよ?」
パウリーネの居室になる部屋の前で、長々と話をしていたら‥‥
「あ‥あの‥‥
お2人‥仲が良いですね‥‥」
「パウリーネ‥‥」
「まあ‥悪くは無いですね」
声に気付いたパウリーネが、扉を小さく開けて私達を覗いていたらしい。
これだけ騒げば気付かれるというもの‥
結局‥私とルーク、話が話だった為に、お互い渋い顔をする事になる。