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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第16章 一夜限りの花嫁ー幻の夜会ー
扉の外でルークさんとクルス様が話してるのが聞こえて‥
顔を出したら‥どうしてだろう2人共に渋い顔・・
でもそれは一瞬の事で、2人揃って新しくなった部屋に入って来た。
「どうですか、新しい部屋は??」
「良いのでしょうか‥
こんな豪華な部屋‥前の部屋も豪華だったのに、此処はもっと‥‥」
「構いませんよ、この最上階は私とルークしか使っていませんし、ルークの居室の隣ですしね」
「まぁ‥‥‥」
「ルークさんの‥隣?」
それにこの階は、クルス様の居室も‥
こんな場所大丈夫なの??
「ええ‥
従者をやってから、ルークはずっとこの最上階です、私も何かと便利ですし都合が良いんですよ」
「この階は盟主と、そのパートナーとなられる方の専用階だったんだが‥
盟主のごり押しで俺の部屋も‥‥」
「私1人ですし問題は無い筈ですが?
パートナーも居ませんし、広いこの階を有効利用しているまでの事」
「でも、どうして私もですか?」
「ルークと一緒の方が良いでしょう?
客間は遠いですし、此処は殆ど人も来ない‥‥
ああ、メイド3人はパウリーネに付きます、それと退屈でしょうから、少々外の物も入れましたが‥気に入りましたか??」