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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第17章 2人のアドルフ
今度は的を得た場所に来た、さてどう答えるべきか‥‥
「ある‥私はそう思いますがね‥
さ迷い入ってしまった者は二度と帰って来ない、そんな話もありますから、某はあるんでしょう」
「某か‥
だが何故Cross selsは動かん?
伝説だと、この国が独国と呼ばれる前から存在する、そうあるが見たという話は聞かん」
「アドルフ、私こそ聞きます‥
何故そこまでCross selsに拘るんです?」
「とてつもない力がある、そう伝説にはあるな‥
それに独国王家が関わっているとも‥‥噂で唯一本当なのはピアス、時々逆十字のピアスをしている者、それがCross selsに繋がる‥そしてコンラート、お前もしていたな逆十字のピアスを‥‥」
「あれですか‥
一部の貴族の免罪符ですよ、上流階級を示す為の物‥
今はしていないでしょう??」
本当に傲慢のアドルフの感は侮れない‥
ピアスから攻めて来るとは‥‥
「必要無い違うか?
Cross selsなど無くても、今のお前には立場がある、だからピアスをしていない」
「・・・はぁー
全く貴方は本当にやりにくいですね‥
表のアドルフは素直だというのに‥‥」
「一緒にするな‥
それに私に知恵を与えたのはお前だ、コンラートお前が鍵を握ってる‥そう私は読んだが??」