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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第24章 遠い過去-大地の記憶
そんな戦後を、私は居城にて過ごしている‥
Cross sels(クロスシールズ)には静観、これは大戦中に私の代理として賢人と連合軍が立てた契約。
それに、この山深い場所に来る国民すらも少ない‥
本部遺跡の向こうはアルプス山脈、好き好んで寒冷地に来る者など居ないという事。
「・・・
ルークはまた書庫ですか」
相変わらず星詠みの研究をしている私も私だが、ルークも戦争集結後辺りから書庫や、独国内のCross selsが所有する拠点を渡り歩いている。
(理由は分かっていますがね・・・)
失われた遺物の制御法‥
ルークは何処かに手掛かりがあるのではないかと、必死に独国中を回って調べているよう。
まだ不安定な国内を歩くのは至難の技、だというのにルークは培った暗躍の能力を活かし、上手く連合軍からすり抜けて次々と拠点を訪ね歩く。
(好きにと言ったのは私、そしてルークを止める気は私には無い)
目的を持って行動しているならば、私はルークを極力自由にしてやりたい‥
それがルークを巻き込んでしまった私に出来る数少ない事。
私の命と言えば他は止められ無い、それを利用しルークのやりたい事をやらせている。