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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第24章 遠い過去-大地の記憶
「血の餓えによる無意識行動、私の意志とは無関係に欲を欲し血を欲する‥
成人になったばかりの私では、無意識行動を抑える術を知らなく、更に女性を抱いた事すら無く、ただ躰の欲求のままに彼女を汚し、そして‥‥」
『はぁはぁはぁ‥‥』
『ひっ‥‥くぅっっ‥‥
‥‥‥あ"っっ!?』
私は本当に無意識に、普段は犬歯である牙を伸ばし、彼女の胸‥‥心臓目掛けて牙を突き刺してしまった。
『・・・血・・・』
『ぁぁ‥‥ぁぁ‥‥盟主様‥‥掟を破り‥‥すみません‥‥‥』
『はぁっ!んっっ!!』
溢れる鮮血に心奪われ、ただ無心に血を啜る私の姿‥
躰の欲求‥‥彼女の胎内に白濁を吐き出し、満たされる血に愉悦と快楽を感じ、幻の私は彼女の血を全て奪ってしまった。
「・・・・・」
無意識は何時かは正気に返るもの。
漸く普通の状態に戻った私が見たものは、陵辱し尽くし私のペニスを受け止め切れずマ○コから血を流し‥
体内の血を全て奪い、変わり果てた彼女の姿。
『あ・・あ・・あ"あ"あ"ぁぁぁ―――――!!!』
やってしまった事に動揺し後悔し叫ぶ私‥
声が枯れるまで叫び続け、私はこの衝撃を受け止められず、最後には気を失った。