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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第5章 ルークの面倒とミュンヘンの夜
私は女性に対しての理想論は無い‥
一番の問題は稀少種である私に、波長が合うか合わないか。
私の血と力を受け入れ、稀少種として顕現出来る、確率の少ない私のパートナーとなれる女性。
それが私の好みであれば、尚更言う事は無いが・・・
「ああ―! あああ―――!!」
子宮口が開き、女性は既に獣の咆哮‥
与える衝撃と快感は凄まじく、正気の女性は私の本気の責めに耐え切れない。
「・・はぁ‥
結局は何時も通りですね・・」
最後には崩壊してしまう女性達‥
そういう私も、手加減無く責めているせいでもあるが‥‥
女性に感情が持てない‥
いや、持てなくなるまで、私はパートナーを探し放浪した過去がある。
独国だけでは無い、世界中を巡り波長の合う女性を探し‥
だが‥‥見付かる事は‥‥無かった・・・
その頃だろう、私が女性というものを餌としか見なくなったのは?
探したのは聖遺物に封印される前の話‥
そして今の私はもう、パートナーを探す気すら残っていない。
無駄な努力‥
それを嫌な程、理解したのだから・・