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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第26章 稀少種の運命-金銀盟主-



『はぁはぁ‥‥ラシード‥‥』


「‥‥ミア‥‥
愛しています‥‥いえ、愛していました、
多分少年の時からずっと‥
気付けずに‥‥すみません‥‥」


これが私の本当の心、私は気付かずにミアを愛していた‥
でなければ少ない自由の時間を、本を読むという言い訳を使ってまで、ミアに逢いたくて心待ちなどしない。


そう‥‥私の方もミアが此処に来るのを待っていた、どんなに短い時間でも必ず此処に来てミアを待ち‥
逢えば隣に居るだけで心安らぎ、何時間でも一瞬に居たくて周りに我が儘を言ったり、あまり人が来ない場所に行ってみたり。


それだけ私の心の中でミアは重要な部分を占めていた、それを私自身が壊した事で私は忘れたかったのだ‥‥人を愛する心を、愛する人を守る心を‥
私が壊してしまったから。



『良かった‥‥思い出してくれて‥‥
やっと返せた心の欠片、1000年‥‥お互い耐えたね‥‥
これからは優しい盟主にもなって?』


「ですからそれは約束出来そうに無いと言いましたよ?
私も私ですが向こうも向こう、互いに牽制していますから一長一短‥‥そんなところ‥
ですが、この心は突き詰めて見ます、そして遺物の方も‥‥今の主は私です、遺物は主である私に従います、ですから消えた記憶を遺物を従わせ探します」



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