この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第26章 稀少種の運命-金銀盟主-



『それで良いと思う‥
それこそ一長一短で、何時かは本当になればラシードは良い盟主になれるわ‥
だってそれがラシードだもの、私の知っている心穏やかで優しいラシードだもの』


「・・何時かは・・
昔の普通の私に戻れますかね‥
私もあの頃の私が良かった、素朴で穏やかで小さな幸せでしたが、確かに周りにもミアにも愛されていたと思います‥
今はそんな小さなものすら無いんです、何時かは見付けたい‥‥小さくても穏やかな日々‥‥まだ夢物語ですが」


『夢を叶えてラシード‥
パートナーを見付けて、心穏やかな日々を取り戻して‥
‥‥私だったら良かったのに‥‥私では無かった‥‥私だったら1000年もラシードを苦しめ無かったのに‥
言っても詮無い事ね‥‥‥』


「必要だったと‥‥この1000年は必要だった、意味はあると私は思います‥
ミアと私が過ごした1000年は決して無駄とは思わない、星は必要無い事をさせません、だから必要だった‥
ミアには辛い思いをさせましたが‥」


何事にも無駄は存在しない、父が星を詠んでいたのならば、遺物への封印もミアに力を貸したのも星の巡り‥
何故そこに気付かなかった私は、全ては星に表れていた筈。



(その記憶すらも封じられていた?
総合的に考えれば全ては遺物に繋がる、私を永遠なる盟主にする為‥‥‥やってくれますね!!)


1000年もの間、遺物に振り回されていたとは‥
だから父は星に表れないミアに託した、死した人間は星詠みの範疇外、それを考慮されていた。


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ