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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第27章 ルークの決断-離別-
「何事にも名目は必要なんですよ、周りを納得させる為そしてルークを確実に中央に送る為‥
ですから‥‥私は41の新しい責務を作りましょう、ルークあなたが自由に動ける為、私の変わりに私の目になる為‥
41の責務は"繋ぎ"‥‥
私の意思の元、私と私が知りたい繋ぎの役割をルークに‥‥」
「・・・繋ぎ・・・」
「私が知りたい事‥
私が邪魔者と思った人物‥
私が欲しいと思う物‥
その全ての橋渡しをするのが"繋ぎ"の責務であり役割、ルークあなただけの責務です‥‥出来ますかそれを?」
盟主の言葉に自分は膝を折り、正式な礼の姿勢を取る‥
盟主のお言葉に返すように。
「・・盟主の為、盟主に対する邪魔者は全て自分が始末しましょう‥
繋ぎと暗躍と暗殺の賢人、大役仰せ仕ります盟主」
「そうですか、受けますかルーク‥
では邪魔者を全て始末なさい、本当の事は隠し中央で暗殺者として活動するが良い‥
私と私が渡した銀の宝剣と共に、私の代理とし責務に殉じるよう、それがあなたの新たな責務、繋ぎと暗躍と暗殺の賢人ルーク・ガルシアです」
「全ては盟主の為に‥!」
新たなる責務、新たなる命‥
盟主はそれを全賢人に通達し、自分は盟主の元で自由に動けるようになった。
繋ぎと暗躍と暗殺の賢人
その名の通りに、盟主の為に繋ぎ暗躍し暗殺する、全ての事実を一切隠し自分は本部遺跡が手配した階級で、ロシアの中央施設に潜入する事になった。