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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第29章 命の重さー盟主の嘆きー

女を立たせ、俺は箱の中から縄と長襦袢を手に取った‥
正式に着付けても良いが時間が掛かるだろうし、それに意外に厚い着物に縄が邪魔される可能性がある。
その点、長襦袢1枚だと今の下着と同じ扱いだから、着物に邪魔されるという事は無く、縄も自由に縛る事が出来る、だからこれを選んだ。
「・・・脱がすぞ・・・」
「・・・・・・・」
言葉は無いが、軽く反応はした‥
そのまま着ていたガウンを滑り落とせば、女は下着を身に付けておらず一糸纏わぬ状態。
これをコンラートが?
そう考えが過ったが今は無視する事に決め、先ずは長襦袢を着させてから縛りを開始する。
「初めは胸からやるか‥‥」
綺麗に着させた長襦袢の胸元を大きく開き、二重にした縄を首下を支点として、胸を協調させるように縛り上げ、縄に触れ強さの調節。
「あ"‥‥あ"ぁぁ‥‥」
もう少し強くかと思い縄をキツくしたら、女が初めて声を上げた‥
それも苦痛と快楽が入り交じる声を‥
この絶妙さが縄の魅力、苦痛だけでは無く快楽をも与える‥‥俺は完璧では無いが、縛りには定評がある方だ・・・

