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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第6章 ルークの面倒とミュンヘンの夜2
「とにかく、食事に行きますよ?
考え上手く立ち回って下さい」
「はい・・・」
考え・・・
さてルークはどう考え行動するか‥
これも暗躍の訓練の一環、勿論ルークには言わないが・・
「・・・
お待たせしましたか?」
ダイニングに1人座るパウリーネの前に、私とルークは姿を現す。
「あのっ!
私がこの様な場所に・・・」
「どんな理由であれ、貴女は私が招待したお客様です、同然のもてなしでしょう?」
私が中心に座り、ルークはパウリーネの向かい側に座った。
「向かいに座るのが、貴女に相手して貰うルークです‥
ルーク、こちらはパウリーネ、私が勝手に選んでしまいましたが、構いませんね?」
「勿論です‥
宜しくお願いしますパウリーネ」
「こちらこそ‥ルークさん・・」
「パウリーネ、はっきり言ってルークには女性経験がありません‥
そして年は貴女より少し下、そこは考慮に入れて下さい」
「えっ?
年下‥なんですか?
その・・・分かりました」
「では食事にしましょうか・・」
一通りの説明はした‥
後はルークとパウリーネの問題。
そう判断し、食事の方を優先する事に‥
パウリーネの方は、食事の豪華さに驚いていたが、私やルークに取れば普通。
繋がりをしっかり取ったお陰で、物資不足という事は無い。