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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第6章 ルークの面倒とミュンヘンの夜2



いきなり盟主に女性をあてがわれたが、女性経験が無い上に予備知識に乏しい自分で、本当に大丈夫なのだろうか?


食事が終わった後、自分がパウリーネを連れてゲストルームに案内する事に‥
此処までは普通に出来る‥普通に‥‥



「綺麗な部屋・・・」


「主人の好みが多少入っているので‥‥」


「主人‥私を買ったあの方ですか?」


「そうです‥
買ったというより、一晩か数日借り受けたと聞いています」


「そう言っていましたね、買うのは邪魔だと‥
同然ですよね、私みたいな娼婦が貴族様のお屋敷だなんて‥‥」


「そういう意味では無いと思います‥
此処は思っている以上に使用人が少なく、主人も色々な場所に移動しますから」


盟主もミュンヘンで慣れたら、場所を移動してみる気でいる‥
最終的にはベルリン‥これが目的らしい。



「そうですか‥
それで私は、ルークさんの相手をすれば良いのですね」


「はい‥と簡単に言いたいですが、主人が言った通り自分には女性経験が無いので、どうしていいのやら・・」


「私がリードします‥
それで良いのでしょうか?」


「・・出来たら・・」



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