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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第31章 ルークの暗躍-沈黙の10年
(少々身体能力を調整すれば気にならない範囲内)
普段は抑えに抑えている、盟主から賜った身体能力を少しだけ解放、もう一度動いて見たが装備の重さは軽減されている‥
次の問題は装備の多さだが、これは俺が必要と用意した物だ諦めるしか無いだろう。
(トップの承認と百の罠‥‥‥どれくらいで突破出来るか‥‥‥)
多分改装の類は施されてはいない、中央施設地下を改装すれば、その上にある中央施設自体に影響を受けるはず‥
だがこの10年以上見て来たが、初期に建てた基本形に一切変わりが無い、これも地下部分が影響していると俺は考えている。
打ち捨てられた改装部分、これが俺にヒントと確信をくれた‥‥因果な事だ‥
残りはこの先にある監視カメラ、これをすり抜けないと中央トップ‥‥つまりニコライ・グロネンコの元には辿り着けない。
(正面も抜け道も駄目となると‥‥上‥‥
こんな時は配管剥き出しなのが助かる)
中央施設の通路の天井は、割と配管剥き出し‥‥多分にコストダウンだろうが、こんな場所をコストダウンしなくても良いと思ってしまうのは俺だけか?
まあ俺には都合が良いが‥‥
「さて行くか‥‥
俺の腕の見せ所‥‥随分掛かったがな」
先ほどのシャワーブースから天井に飛び乗り、此処から始まる‥‥俺が中央施設に潜入した真の目的が‥‥‥