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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第32章 ルークの暗躍2-解明された秘密


変わらない盟主の言葉に、感極まって涙が滲むなど俺らしく無い‥
そうは思えども10年以上苦労して出した結果なんだ、俺だって人並みの感情を出したりもする。



「・・・とは言え後釜が来るまで帰れずなのか、それ以前にニコライ不在の言い訳‥‥まだまだ考える事は山とある」


今日のところはこんな格好だ大人しく引き下がるが、明日からまた手回しが大変そうと思ってしまう‥
特に第2階級の2人をどうやって沈黙させるかが問題。


‥‥そう思っていたが盟主の方が手早く、ニコライ・グロネンコは本部遺跡に呼ばれ不在、そして盟主の逆鱗に触れたと中央施設内は盟主を恐れて混乱‥
本部に向かう際、ニコライは俺に階級ピアスを預けて行った‥‥それ即ち俺がニコライの代理である事を示す。


盟主の判断と、ニコライの階級ピアスを持って来た俺の二重の裏工作に、第2階級も大人しくさざる負えなかったが事の真相‥
これで交代まで俺の方は安全圏、中央トップの居室に居れば良い。



(さしてやる事も無いけど‥‥)


10年以上掛けて中央の風通りを良くした為、中央施設内で大きな動きは特に無い‥
ただ、にわか仕込みの調教師が調教者を殺す事件が多発、そこで俺は最後の仕事と言わんばかりに、世界数ヵ所に専用の調教師養成施設を作り、高名な調教師を講師へと引き摺り込んだ。


これが現在にまで至るCross selsの調教師の仕組みの礎、安定な需要供給が完全に出来上がった‥
俺の中央での役目は此処まで、本部からの後釜に中央を託し、やっと中央から離れ独国に戻る事になる・・・

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