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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第35章 遺跡と遺物-自由への扉

「あっ‥‥んん‥‥」
「くすっ‥‥
こうして聞いていますと、女性の声に近いですね、それに中性的な顔立ちに亜麻色の長く柔なな髪、濡れ潤む緑の瞳に薄い唇‥
男女関係無く綺麗だと思いますよ」
‥‥私の本心‥‥
餌にして来た人間とは違う、アリアン独特の不思議な魅力、中性的に彩られるからこそ醸し出す魅力と言った方が良いのかも知れない。
「‥‥クルスぅ‥‥‥」
私の本心を理解したように、今度はアリアンからのキスを受け止め、更に深く舌を絡ませ合い、唇も舌も唾液さえも1つに混ざり合う一時。
キスが好きでは無いと公言している私にすれば至極珍しい事、ですがアリアンとのキスは心地良く感じる‥
私としても不思議な感覚。
思った以上に柔らかい舌が‥‥
その潤み私を見る瞳が‥‥
私を煽り、私を本気にさせる‥‥アリアンを奪い組引き犯したいと‥‥
「ちゅっっ‥‥‥クルス‥‥あっはあはあ‥‥」
「少し過ぎましたか?
見ると実際は別物でしょう‥‥アリアン??」
互いのキスの激しさに、躰の力が抜け私にしがみ付くアリアン、勿論私も上手くアリアンを受け止めはしましたが‥
キスだけで落ちる躰、少々過ぎたかも知れませんが、性的感度は十分‥‥いえ、それ以上に素質がありそう。

